岡山市の小学校でプログラミング教室
2022年6月24日(金),岡山市内の小学校で4〜6年生の「科学クラブ」の児童14人に,かんたんで楽しいプログラミングの授業を行いました。(岡山理科大学 科学ボランティアセンターの学生スタッフの協力をいただきました)
小学生向けのプログラミングというと,Scratch(スクラッチ),Viscuit(ビスケット)がメジャーですが,短時間で,キャラクターに親しみをもって,またネットに接続できさえすれば使えるものとして,私は「ピクトグラミング」を推しています。
高校の「情報」でも,いくつかの方法でプログラミング学習を行いましたが,ピクトグラミングは
・まずはひとがた(ピクトグラミング)を画面で触って動かすことでプログラムが作れること
・文法的なエラーに惑わされず,失敗してもゆかいな動きになって,「なぜそうなったんだろう?」と探求したくなること
・時間の制約で完成までいけなくても,そこまででも作品になること
・Python(簡易版)への橋渡しができること
などから,初学者にはうってつけだと考えています。
この日の授業では,ピクトグラミングのうちブロック型の「ピクトッチ」を使用し,プログラミングが初めての子も,塾で習っている子もいましたが,全員が初めて使うシステムということで,それぞれにiPadを触りながら,40分でプログラミングの基礎を楽しく学ぶことができました。
(なお,開発なさったのは,青山学院大学の伊藤一成教授で,数年前より高校での授業の感想などをフィードバックして開発改善に協力させていただきました。)