メディアリテラシーゲーム「レイのブログ」受講

2025年1月29日,玉野光南高校情報科1年生が,慶応大のスタートアップ企業ClassroomAdventureが開発した謎解きゲーミフィケーション「レイのブログ」を受講しました。この授業が「大学SDGs ACTION! AWARDS 2024」でグランプリを受賞したことから私がコンタクトを取り,福武教育助成金を利用して実施の運びとなりました。

生徒は5人ずつのグループに分かれ,実際にChromebookで検索をしながら誤情報を推理し,対話システムに入力していき答えを確かめます。

レイのブログは、アニメ風の物語世界の中で展開される謎解きゲームを通じて、メディアリテラシーとファクトチェックのスキルを学ぶプログラムである。参加者は「レイ」と名乗る謎の人物が残したブログの中から偽情報を見つけ出し、正しい情報を探し当てることで、レイの正体に迫っていく。

プログラムは主に以下の3つのステップで構成されている:
疑う:情報を批判的に見る姿勢を養う
調べる:実際にインターネットを使って情報を検証する
判断する:集めた情報を基に結論を導き出す

これらのステップを繰り返し実践することで、参加者は自然とメディアリテラシーのスキルを身につけることができる。

(Wikipediaより)

かなり難しい一筋縄ではいかない問題もあり,グループで力を合わせて謎解きに挑戦しました。

それでもさすがに情報科だけあり,これまでに受講した他の学校より早くゴールにたどり着くことができ,中にはおそらく過去1番早かったのではないかというチームもありました。

今回学んだことを,「ぷろぐ☆ラボこうなん」等を通じて地域へ還元していくつもりです。

【受講した生徒の感想より】

●今回の『レイのブログ』という謎解きゲームをしてみて、メディアリテラシーを楽しく学ぶことが出来た。言葉だけだと、あまり想像が出来なくて、理解もなかなか出来なかったが、今回のように、ゲーム形式で、自分が主人公として、謎解きしながらメディアリテラシーを学ぶというもののほうが理解もしやすかったし、楽しめた。メディアリテラシーが今後、社会に出て重要になっていくのだろうと思ったため、今回学んだものを覚えて、活かしていけたら良いなと思う。
●一般的な謎解きはあまり得意ではなかったから不安だったけど、情報の確認や疑いの目を持つなど普段のゲームでする機会が全くないことだったから新鮮でとても楽しかった。得た情報を鵜呑みにしてはいけないという大事さを身にしみて感じることができた。
●レイのブログだけを使って謎を解くのではなく自分でどの情報が正しいか正しくないかを判断し、その情報について調べると答えにたどり着くというのがとても良く考えられていて面白かった。この謎解きゲームを通してファクトチェックについてよくわかったから、次からは何かを調べるときはファクトチェックをしていきたいと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA