初イベント!玉野光南情報科「きてみてわくわく!たまのこうなん」
ついに、この日を迎えることができました。

2025年11月22日(土)午後、玉野光南高校で情報科主催による地域ITイベントが開催されました。
私が教員の退職前 最後に渾身の力を注いだのが、地域開放型ICT施設「ぷろぐ⭐︎ラボこうなん」でした。コロナ禍で急に降ってわいたン千万円の予算。他校では高価な機械を購入したり、パソコン教室の更新にあてたりしたところがほとんどと聞きました。しかし、私は「少子化、都市部への人口集中」を考えたとき必要となるのは、地域に開かれた高校と、そこでの貢献による高校生の自己肯定感の醸成、ポジティブな未来への希望だと思いました。そして考えたのが、3Dプリンタやレーザーカッターなどを持ち誰もがわくわくできる地域に開かれた施設の設計でした。
2022年にオープンした「ぷろぐ⭐︎ラボこうなん」ですが、有効活用されるまでには時間がかかりました。しかし、3年たってやっと実習や課題研究で先端機器がどんどん使われるようになり、生徒のモチベーションも上がってくる中で、今年、いよいよ情報科独自のイベント開催にこぎつけたのです。
とはいっても、まったく前例のないイベントに、何人参加してくださるのか見当もつきません。小学校を中心に3500枚のビラを配布していただきましたが、当日20人だったらどうしよう、1000人だったらどうしよう、と予約を取らないぶっつけ本番方式に不安が募りました。
開始時間の13時になっても、ちらばった会場には参加者の声が聞こえず、「もしかして・・・」と悲壮な空気も漂いました。
しかし、「入口の方、すごいですよ!」という声が聞こえてきて、受付を見にいくとたくさんの方が列をなしてくださっていました。
この感動は言葉に表すことができません。体が震えました。「光南の空は、どうしてあんなに青いのだろう」ーーー 十数年前の学校PR担当時代に作ったコピーそのままの青空が、そこには広がっていました。
肝心のイベントブースの内容は
・健康ゲーム/eスポーツ体験会・・・4年前から「健康ゲーム指導士」の資格を全員が取得するなどし、たびたび地域のお年寄りに体験会を実施
・玉野市すごろく・・・住んでいても知らない地域のおもしろ情報がわかります。玉野市で町おこしをしている方にレクチャーをいただきました
・VR体験クワリン・・・VRゴーグルで光南ドローン映像を見ながら、人力で空中浮揚体験をします
・レゴカー・・・レゴのロボットをプログラミングで動かします
・プロジェクション・・・天井までいっぱいの大画面に生成動画AIのSoraで作ったハッチの冒険ムービー+プログラマッピングによるプログラミング体験
・缶バッチ、うちわづくり、カレンダーづくり・・・自分の好きな写真などで作成できます
・フード・・・軽喫茶コーナーをオープン!大人気
・高校生との座談会(中学生向け)
・スマホ相談会(お年寄り向け)
情報科での研究の主役は3年生ですが、受験で忙しいため、このイベントはその作品を引き継いだ2年生と、1年生有志が素晴らしい動きで支えてくれました。
参加してくださったのは大人、中学生、小学生(以下)で230人ほど。今回の陣容ではキャパを少し超えるくらいの人数で、これ以上多いと対応できないスレスレでした。(駐車場もいっぱいになりました)長いところでは40分待ちなどの人気プログラムもありました。
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「ああ、ついに立ち上がったな」。今、一際深い感慨に包まれています。
「ぷろぐ⭐️ラボこうなん」の立ち上げにあたり、NPO「みんなのコード」の10代のフリー活用クリエイティブラボ「ミミミラボ」(金沢)などを訪問させていただき、それがご縁で東京都ほかの子どものデジタル体験の講師を請け負わせていただくようになったり、イノベーションスクールに通ったり、いま建築中の岡山市の超没入型科学体験施設の立ち上げにコミットしたり・・・明るい未来を思い描けるさまざまな事業に身を投じることができました。
思い描いた最初の夢の、スタートを切ることができました。うれしい日です。
人生にありがとうと言いたいです。おもしろい。人生はおもしろい。
情報科のポジティブな教員チームに心から感謝。













